三流批評

難解な一流の批評。傲慢な二流の批評。そのさらに下層へ。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

古市憲寿「百の夜は跳ねて」

僕は古市憲寿氏の「平成くん、さようなら」を読み、あるところで「登場人物のほとんど全てが古市氏本人の投影であるようにしか思えず、その点でモノフォニックである」と評した。 芥川賞の結果が発表される直前、世間は古市受賞なるかで盛り上がっているとこ…